青森県の株式会社東星建設に 銀行から不可解な融資

(敬天新聞令和6年2月号 1面)



疑念が深まる東星建設


銀行が多額の融資

 株式会社東星建設(青森県上北郡横浜町苗代川目42ー12)のオーナー秋田和夫氏が、銀行から不可解な融資を受けていると言う情報が寄せられている。

情報提供者の話によると東星建設は資本金5000万円の会社で設立は1998年の7月15日だというから、約25年前にできた土建屋さんであるようだ。

昨年の始めまでは、秋田和夫氏の次男である直人氏が代表取締役に就いていたが、4月から長岐順治氏に交代しているという。

東星建設の売上高は一昨年5億4000万円だったそうである。ところが大手銀行4社から過剰と思われる多額の金を借用したことで、色んな情報が地元で流れているそうだ。

令和4年12月には、青森銀行むつ支店より1億円、みちのく銀行むつ中央支店より1億円、みずほ銀行青森支店より1億3千万円。令和5年7月には、みずほ銀行青森支店より1億円、七十七銀行青森支店より1億円の融資を受けたらしい。

因みに年間5億円の売り上げ業者というのは、県レベルでは一応Aランクではあり、経営審査事項を3年間受けて、証明書を取れたら銀行融資は4か所であっても一応可能ではあるそうだ。ただし決算書が赤字の場合は、通常貸し出しは難しいというのが相場ではある。


みずほ銀行青森支店

青森銀行むつ支店

みちのく銀行むつ中央支店



酒席+手当=融資

 東星建設には下請け企業も何社かいるそうだが、いざ支払いとなると当初の契約とは違う金額を押し付けてしまう事も多々あり、今でいうパワハラで押し切って、脅迫まがいの恫喝、反社的な人物との交遊をひけらかしたりして乗り切るのだそうである。

ところで大手銀行からの融資について、一昨年12月の巨額融資が行われる前、青森県むつ市内の飲食店に於いて、秋田和夫氏と複数の支店長らが接待飲食を行っている姿が頻繁に目撃されているというから疑念は深まるばかりだ。

その飲食代は勿論秋田和夫氏が全額負担するのだそうであるが、帰り際に現金を渡すのだそうである。それがタクシー代なのか、手当の部類なのかは分からない。情報提供者は「手当」という表現をしていた。

そしてもう一つ看過できない情報がある。秋田和夫氏は金融機関から金を借りるだけ借りて「計画倒産」する計画だという。気を許す人間に酒の席で語ったという話である。

その為の布石として家族に火の粉が被らないように、次男の直人氏から長岐順治氏に社長を交代したという。その話を聴いた人もいるそうだ。

普通こういう話は、酒の席であっても他人には言わない。もし事実であれば、秋田和夫氏は相当のワンマンな人物なのであろう。口は禍の元である。

この情報を基に、弊紙は東星建設に書面にて取材を申し入れたところ、東星建設の代理人弁護士から回答が届いた。回答する法的義務は無いと前置しつつ、融資について取引時期と取引額等に誤りがあるが正確な回答は控えるという内容だ。

秋田和夫氏は青森県では大手で名を轟かせているテキヤ系暴力団の元組長だったらしい。どのくらい前に辞めて土建業を始めたのか、或いは暴力団組長をやりながら土建業を生業としていたのかは知らないが、各銀行の支店長が知らないわけがないだろう。

何処から見ても、誰が見ても、一部の不正もないと言うのであれば、弊紙などに情報を持って来る人などいないだろう。

大体銀行の支店長が定期的に秋田和夫氏と飲み会を開くというのも、不自然である。各行の頭取はこれらの状況を把握しているのだろうか? そして何故去年の始めまで社長をしていたご子息が突然社長を辞めるのか? 普通は自分の会社であれば息子に最後までやらせる筈である。

各銀行にも書面にて取材を申し入れたが、回答結果は否定ではなく無回答である。

という事は…続く。



七十七銀行青森支店の回答しないという「回答書」



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