覚醒剤で逮捕の淡路明人は

詐欺被害者に財産を差し出せ

(敬天新聞 令和5年11月号 3面)


覚醒剤で逮捕

弊紙が令和3年6月号で大々的に報じた48HD(よつばホールディングス)の代表取締役だった淡路明人が、20代の女性に覚醒剤を使用したとして8月21日に逮捕された。

この48HDは、平成27年頃から「クローバーコイン」と称する独自の暗号資産(仮想通貨)をマルチ商法の手口で販売していた。

政治家と一緒に撮った写真を顧客誘引に利用して約200億円を集めていたが平成29年に消費者庁から取引停止命令を受けている。

政治家との関係では、平成28年4月に安倍首相(当時)主催の「桜を見る会」や後援会主催の前夜祭に淡路明人が出席していることや、昭恵夫人が運営会社の取締役を務める宿泊施設「UZU(ウズ)ハウス」に、淡路明人が資金提供していたことが問題視されて国会でも取沙汰された。

また現職の国会議員である秋元司衆議院議員が、特捜に逮捕されたIR汚職事件に絡み、証人等買収罪で有罪判決(執行猶予付き)を受けたのも淡路明人だ。

その淡路明人について、詐欺だという被害者の声が高まりを見せる中、多額の財産を隠しているとの内部情報が、弊紙のもとに寄せられていた。

そこで再三に渡り弊紙ブログで追求してきたのだが、最近は新手の詐欺商法が乱立しているので、あまり表立って騒がれていないと思っていたところ、覚醒剤で逮捕されたのである。

これまで弊紙に寄せられてきた情報では、淡路明人は集めた金を、しっかりと蓄えているということだ。






贅沢三昧の日々

「桜を見る会」に出席した縁で、当時の自民党の有力な政治家と記念写真を撮って、それを事務所に飾り宣伝することで、多くの会員を募ることに成功したわけだが、結果的には約束した配当を払わないでトンズラしたのである。

こういう目鼻の利く人物と言うのは、相手の懐に入り込むのが上手い。紙面の写真で一緒にいる政治家の顔を見ても、全く疑っている様子はない。唯一、自民党の二階俊博元幹事長だけが「お前は誰だ?」という顔をしている。

片山さつき議員などは、自分から名札を掲げてアピールしているではないか。淡路明人には根っからの「人たらし力」が備わっているのだろう。それを良い方に使えば、世の中の役にも立つのに、悪事にしか使えないのが残念である。

ハワイには23億円のコンドミニアムを持ってるというし、港区青山の自宅(南青山4‐17‐16)のマンションも超高級物件らしい。海外にはクルーザーを持ち、国内では多数の高級外車と女性を乗り換え豪遊し、贅沢な暮らしを繰り返していたようだが、その証拠写真というのも弊紙に届いていた。



今回の逮捕された覚醒剤事件を巡っては、淡路明人が「愛人にしていたAV女優に無理やり覚醒剤を吸引させ警察に駆け込まれた」とか、その女性に「1億円を支払うから被害届を取り下げてほしい」とお願いしていると週刊誌「フラッシュ」が報じている。

また山岡ジャーナルが、覚醒剤で逮捕された後、更に出資法違反や脱税で訴追され拘置所に移送されたらしいと報じている。

これまで投資被害者の返金請求から逃れながらも、高級生活を維持していたのだから、隠し財産が相当あったということだろう。警察、国税当局は、更に淡路明人を追い詰めて頂きたい。特捜も然りである。

弊紙が常々言い続けているように、犯罪で得た収益は、時効無しで永久に追う事ができる法律を早急に作ることも必要である。



「桜を見る会」などで政治家と写真を撮りまくる48HDの淡路明人と中田義弘



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