メガソーラー問題のすさみ町で 渦中の上田順太がまたまたお騒がせ

(敬天新聞 令和5年8月号 3面)



上田氏が酒気帯びで検挙されて議員辞職したと報じるNHK 疑義を呈した町民団体を議会で批判する上田氏


機能不全の町政

 旭電業(株)(松岡徹社長=本社世田谷区)と子会社である旭メガソーラーすさみ発電(株)が、(株)ASK(駒井裕社長=滋賀県大津市)と手を組み、和歌山県西牟婁郡すさみ町で行っている太陽光発電事業の問題は、本を正せば、すさみ町の岩田勉町長が町有地(3万平米)を駒井裕に売却(1平米50円)したことが間違いだった。

 町有地が駒井裕に売却された4日後に、旭電業に38倍もの値段で賃貸(1平米当たり賃料1908円で20年間)された。町は事前の説明で売却先は最終事業者であるとしていた筈だ。

 その背景について、駒井裕の元雇用主で「誰よりも駒井の事を知っている」という京都の人権団体「崇仁・協議会」川村眞吾郎会長から、許しがたい話を聴いたので、弊紙は追及を始めたのである。

 川村会長は、自らの実体験に基づき証言している。駒井裕が暴力団員時代に、殺人未遂やレイプ、恐喝に強要といった悪事を繰り返し、現在も保身の為に金品を暴力団に上納していると指摘している。

 また、駒井裕の元仕事仲間のF社長が「和歌山県の高級料亭の接待費が50万円、すさみ町の岩田勉町長に200万円、町議会議員の上田順太に100万円、元奈良県生駒市議会議長の酒井隆に100万円、酒井の友人で、太陽光設置の土地所有者U氏に50万円を駒井裕が渡した」と証言しているというのである。

 そして、その裏ガネの原資は旭電業から出ていて、その額は2千万円。贈賄に使った金は500万円で、残り1500万円は、駒井裕が着服したという証言もあるという。

 そこで弊紙は内容に多少の齟齬があっても、真実を追及する社会的な意義が十分あると考えたのである。

 その疑惑の渦中にあるすさみ町で4月に町長選挙が行われて岩田勉町長が再選した。そればかりか、前回の町議選で落選して、件の太陽光発電事業者に天下っていた上田順太氏も、同時に行われた町議選で当選していたというから驚きだ。

 ところが、この上田順太氏が、有頂天になっていたのか6月に酒気帯び運転で検挙され辞職したというから開いた口が塞がらない。

 岩田町長と上田議員といえば、町有地の売却について「約150万円で売った町有地が即座に約5千700万円で賃借されたのは不可解だ」と疑義を呈した地元の町民団体を、取るに足りない連中だと議会で罵っていた御仁だ。

 町民も、こんな機能不全の町政に、いい加減目を覚ますべきではなかろうか?



すさみ町のメガソーラーは杜撰な設置だと問題視する声もある 元生駒市議酒井隆氏と駒井裕


すさみ町メガソーラー用地の権利関係  所有者欄にはASK(駒井裕社長)のほか上田順太氏の名もある


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